Phil Lesh
And Friends
Summer
Tour2000
With Bob Dylan
06-16-00 Portland
Meadows Portland,OR
By
jstraw(jstraw621@msn.com)
2000のPhil & Friends
Summer Tour 2000。
トップバッターはjstrawさんのレポート。
６月１６日オレゴンはポートランド。
jstrawさんが【長文ポスト】コーナーにアップしてくださったものです。
07/12/00 zep
Phil Lesh & Friends in Portland
6月16日
、オレゴンのスカッと晴れた空がPhilを迎える。気温は27度。さわやかな北北西の風が吹いている一日。
開演は6時。友人Joshが家に4時半に来る。とりあえずAutzen Stadium
8/21/93のショーを聞きながらビールを飲みはじめ、このショーの時の話やDeadの話に花が咲く。
Joshの彼女はMichiganの実家に帰っており、私の妻は他に予定があるので、今日は男だけでショーに行く。5時になったので、家を出る。途中、ショーに一緒に行く予定だったBobの家に寄ったが、彼は不在。彼はどうやってショーに行くのだろうか。
American
Beautyを聞きながら、金曜日の午後の帰宅ラッシュの交通渋滞の中をPortland
Meadowsに向かう。
6時10分前くらいにMeadowsに到着。駐車場内でとりあえずビールを空ける。近くにはJerryのような髪型と体型のおやじがミニバンの後ろを開け放ち、大音量で過去のDead
showのテープをかけていたりして、なかなかいい雰囲気。
6時すぎにBob Dylanが演奏開始。そろそろ中に入らなければ。
Bob
Dylanの演奏で踊り始める。ステージの正面に席が設けられているので踊るには狭く、タープが敷いてある所の方がスペースがあり、そこで皆踊りまくっている。
Bobのショーも後半に入ったので、Joshと私はPhilのショーに備えて、トイレと腹ごしらえに発つ。屋台の焼きそばを食べながら、Bobのショーを聞く。
Joshの友人のもう一人のJoshを見かける。彼はPhilのショーをDATに収めるので、CDにおとしたら貸してくれるとのこと。
Bobのショーが終わり、人々はステージ前から引き上げ、トイレ休憩、食物を買いに行ったりし、ステージ前はかなり空きが出来始めた。Philのショーが次なので、我々はステージから5列目くらいの席に座って待つ。Philのステージが着々とセットアップされていく。ここでは踊るスペースがないので、始まったら横の通路に出る事に決める。
Phil達がステージ後方で何か話し合っている。もう席も通路も人でいっぱい。この場所から動けそうにない。
踊るスペースなんて始まってしまえは何とかなるだろう。5年ぶりの野外でのDead関係のショーなので、なぜか鼓動が高鳴っている自分に気が付く。さてオープニングソングは何か？Joshと色々話しあう。
そろそろ日が沈み始めたので、多分
午後8時半くらいだろう（この日の日の入り時刻は午後9時）、Phil達がおのおのの楽器をチューンしはじめた。
さてオープニングは?? オープニングはなんとナント“Saint
Stephen”、観客は総立ち、
歓声の渦。今日のPhilは喉の調子でも良いのか、いままで聞いたPhil以上に声が出ている。一昨年、Philが肝臓移植手術をして以来、始めて彼を見るが、本当に元気そうだ。
その後、約1時間30分、休み無しのショー。“Saint Stephen”から“The
Eleven”と続き、途中Santanaの曲を入れたりしながら、“Friends of
Devil”を演奏。
すべての曲と曲との間は短い“Space”でつながってる。そろそろ空が暗くなってきて、照明が入りはじめる。東の空からは満月が上がる。何曲かDead以外の曲もおりまぜながらちょっと長い“Space”が入り、“New
Potato Caboose”。
その次の“Days in
Between”はとても美しい音色を出していていて、青い照明と音色がマッチしてなんとも言えないいい雰囲気だった。
最後は“Box of
Rain”で決まる。最高だった。時間が10時をまわっているのでアンコールには出てこられない。
本当に久しぶりにDeadショーに近いものを見られて、とても感動だった。というよりは久しぶりに幸せを感じたという方が的確だろうか。
Deadのカバーバンドとはやっぱり一味も二味も違う。
何かDeadの本質を受け継いでいるのはPhilのような気がした。Joshが言うのには、去年のEugeneでのショー以上に盛り上がったらしい。（去年のEugeneでのPhilのショーは行けなかった。）1995年のPortland
MeadowsでのDead show 以来はじめて、「これだ！」というショーに行った。
来年も是非、Philにはtourをしてもらいたい。赤城のなべさん、私の分もカリフォルニアとベガスのショーを楽しんできてください。
June 16 2000
Portland Meadows
1001 N. Schmeer Rd.
Portland, Oregon
Capacity: 32,500, General admission
Doors/Showtime: 4:30/6:00
Poster Available Voodoo Catbox
St. Stephen>
Jam> 11ish Jam>
St. Stephen>
Friend of the Devil>
Jam>
Rag Mama Rag>
Jam>
New Potato>
Days Between
Intros/Donor Rap
Box of Rain
(no encore)
Phil Lesh, John Molo,
Robben Ford (g), Paul Barrere
(g),
Bill Payne (k)
soundchk: Wheel, Stagger Lee>
Jam> Speedway (thanks S. Jones)