書籍のご案内

ビジョンクエスト
人生のミッションを探せ
田中 和貴・著

さまよい歩いた旅は人生の目的を知るための儀式だった。

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■出 版社:	幻冬舎ルネッサンス http://www.gentosha-r.com/products/9784779005800/
■ISBN-10	4779005809
■ISBN-13:	978-4779005800
■版型 4-6	320 ページ（18.8 x 13 x 2.4 cm）
■出 版年月日	2010-04-20
■価格	1400円＋税＝1470円
「ビジョンクエスト」とは ネイティブ・アメリカンがこの世での自分の使命を知るために行う儀式のこと。そのビジョンクエストを成し遂げるために、無我夢中で旅を続けた自身を描いた 衝撃の体験記。
■著者紹介	1972年、神奈川県川崎市生まれ。高校卒業後、旅 に出る。1999年の交通事故により股関節症の身体障害者となる。それをきっかけに、整体師への道を進む。2005年整体「こころの月」開業。こころ、か らだ、いのちをつなぐホリスティックな施術をしている。
■WEB サイト	『こころの月』 http://www.kokoro-no-tsuki.com/
■WEB購入	http://www.gentosha-r.com/products/9784779005800/ ↑このページに各物販サイトへのリンクがあります。

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kazさんが4年の歳月をかけて書き上げた作品で す。300ページを越える本ですが、夢中で一気に読んでしまいました。満を持してGrateful Dead ショーでの成人式。パーキングロットの匂いまで充満して来るかのような濃密でリアルな記述です。 それからの不思議で長い旅の始まり。テンポの良い文章と共にまるでロードムービーを見ているかのような息もつかせぬ展開。でもこれはフィクションではな く、kazさんのリアルな人生なのです。 中米での出会いと旅、ジャングル、そしてサンフランシスコに戻ってのGrateful Dead三昧の日々.... 無鉄砲なようで、読んでいくうちに人生の意味を必死で捜す旅は、まるで求道者であるように思えてきます。 そして大きな転機が訪れます。バイク事故による大怪我。度重なる大手術。 「ビジョンクエスト」とはネイティブ・アメリカンがこの世での自分の使命を知るために行う儀式のことだそうです。そして、「ビジョンクエスト」とは人生に一度限りではなく、人生の節目に何度も行なうそうで すが、私には、この苦しみ 抜いた地獄のような手術と闘病生活がまるで度重なる「ビジョンクエスト」そのもののようにも思えました。 これ以上はネタバレなので書きませんが、そこから人生のミッションへの気付きが始まります。 これをを読む前からなぜか１冊の本が頭に浮かびました。 1971年のチャールズ・ライクによるローリングストーン誌のJerry Garciaロングインタビュー集。日本では片岡義男さんの訳で『自分の生き方をさがしている人のために』というタイトルで出版されました。あの本 に どれほど影響を受けたか計り知れません。それから40年弱.... 私はふと、これはまるで2010年版の『自分の生き方をさがしている人のために』のようにも思えました。 先輩達が創り、守ってきた価値観の確認、そして忘れかけていた事への気付き...幸せな時間と沢山の感動をもらいました。 kazさん、ありがとう。 ミッションにたどり着いたkazさんだけど、本当の始まり、約束の地への旅はこれからいよいよ始まるのかもしれませんね。　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　2010-04-30　zep

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