Hiroki's Picks Special 2(追加) Phil & Phriends 04/15/99 Warfield Theatre, San Francisco, California
05-12-2004 をもって全コース回覧終了
いたしました。参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
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- Hiroki's Picks のスペシャル(HPS)の追加版です!
- HPS はPhil & Phriendsです。1999年Warfield Theatreの3日間のうち、4-16・17を回覧していましたが、初日の4-15は観覧していませんでした。
(ショーの詳細はHPSのほうの説明をお読みください。)- 今回は追加という形でHPSに申し込んだ方々に同じ順番で回しますので、新規の方以外は申し込みは必要ありません。
- 前回HPS参加で今回も参加 ---> 申し込みは必要ありません。回覧連絡のみ各々してください。
- 前回HPS参加で今回は不参加 ---> 私zep<strangetrip@nifty.com>までメールください。今回のリストからお名前をはずします。
- HPSに参加していなかったが、新規で申し込みしたい---> HPSに申し込んでください。(全量回覧となります)
- HPSに参加していなかったが、追加のみ新規で申し込みしたい---> 今回はこの選択肢はありません。
- なお、この件に関する連絡は【HPS2】をタイトルに入れてください。
- メールアドレスが変わっている方もご連絡ください。(ハンドル名を明記してくださいね)
- 全体を通してアンビエントなJamが中心の素晴らしい内容です。
- もちろんDSBDの高音質。
- 1曲目はPhilが唄うHello Old Friends。まさにこれしか無いというような選曲ですね。コーラスをつけるのが彼自身の子供達です。
バックはKimockのアコースティックギター。自宅で子供達にコーラスを教えるPhilの姿を想像して、当時、肝臓移植の大手術を乗り越えたばかりのPhilが家族をさらに1ステップかけがえのないものと想っているのが伝わってきました。- 2曲目のViola Lee Bluesはイントロのジャン!がちょっと大きいので、びっくりしないようにしてください。
メインボーカルはtrey! なんといきなり30分以上にわたるJamです。特に後半はもうすでにトロトロです。Pageのピアノが最高!- 続いて軽快なNoah Lewisのナンバー、Big Railroad Blues が演奏されます。またまたTreyのボーカル。Deadがよく演奏していた曲をPhilといっしょに演奏するのが楽しくて仕方ないという様子が伝わってきます。Pageのホンキートンクなピアノがここでもカッコいい!
- チューニングタイムの後にPhilが唄うJack-A-Roe。やっとKimockのまともなソロが聴けます。John Moloのドラムが軽快にリズムをリードします。キレが良くて気持ちいいドラムですね。99年中はKImockとも活動を共にしましたが、その後はPhilがドラムだけは変えずにPhil and Friends を続けたのがわかる気がします。
- SET1はCD2へと続きます。Cosmic Charlie が登場。ゆったり目のテンポでノーマルに始まりますが、途中のJamがまどろむように気持ちいいです。13分近いゆったりとした演奏です。
- PHISH Phanお待ちかね!Wolfman's Brother登場!もちろんボーカルはTrey。ゆったり目のPHISHにKimockのペダルスティール(ボトルネック?)がからみ始めた頃から、アンビエントなJamの世界に入っていきます。もう、気持ち良くて寝てしまいそう。
- SET1のラストナンバーはUncle John's Band 。はずむようなリズムのモティーフは今もPhil and Friendsで採用されていますが、この時が最初だったのでしょうか。その新しいUncle John's Bandを紡ぎだすのはPhil とKimockです。ボーカルはPhilかなと思うとさにあらず。全員のコーラスです。トロピカルなリズムに乗ってPageとKimockが繰り広げる中盤の演奏は聞き物です。
ボーカルパートが終わっていよいよJamに入っていきます。Treyの効果音のようなギターがいざないます。
Treyが自分のギターを聴かそうとするのはなく、Jamによってサイケデリックな心象世界を作りだそうとしているのが感じられます。
何の曲かわからなくなった頃にしっかりテーマに戻って来るUncle John's Band の伝統(?)はしっかりと守られます。その後は波が引くように、長い長いアンビエントな余韻を残して収束していきます。このパートがまたいいですよ。(若干、オーバーレベル気味で歪みっぽい部分あり)気がつけば24分を越える演奏でした。PhilのMCによって長いSET1の終了が知らされます。
- 3枚目のCDとなって、ショーはSET2となります。SET2はPhilのボーカルによるAlabama Getaway で開始されます。Treyのイフェクトの効いた独特な音のソロが控えめながらご機嫌です。Pageのオルガンソロに続いてKimockのどうしてもJerryを彷彿とさせるソロ!
- おもむろにSugaree が始まります。ボーカルはPhil。正攻法な前半の演奏が済むと再びまどろむようなJamに入っていきますが、今回はしっかりと脈々としたリズムだけはキープされています。Kimockが弾き込み始めると、インテンツな演奏へと盛り上がります。
後半のボーカルが済んでも曲は終わらず、さらに力強く演奏は続きます。Treyがしみ渡るようなソロを聴かせ、22分にわたって演奏されるSugareeが終わります。- ここでチューニング&ドリンク(?)&打ちあわせ(?)タイム。
- Dylanのナンバー、Like A Rolling Stone。ボーカルはまたしてもPhil。SET2に入ってからボーカルを取り続けています。このショー全般に渡ってPageのピアノが実に効果的にツボにはまってきます。Pageいいなあ〜〜!John Moloのドラムも同様に実にピッタリと曲を走らせてくれます。
- Kimockのペダルスティールが入ってややすると、曲調が変わり、そのままI Know You Rider へと突入します。
ぐんぐんスピードが増していきます。ボーカルは全員でコーラス。軽快に疾走するようなI Know You Rider です。メンバー全員がちょっと控えめにそれぞれ持ち味を出しています。TreyとPageのPHISHチームは音自体、フレーズ自体がいつもハッピー。これは実はすごい事だと思います。- ふたたびここでブレイクタイム。この音源はこういう時間もカットせずにしっかりと入っています。
- Treyがなつかしいリフを弾き、Kimockがペダルスティールで彩りを与えます。Row Jimmy Rowです。ボーカルはTrey。このボーカルがいい!彼がDead をいかにリスペクトしているかにじみ出ています。Kimockのペダルスティールがしみ渡ります。
- CDは4枚目となりいよいよSET2の後半です。出てくるのはShakedown Street。ボーカルはTrey。20分近い演奏なのですが、後半のJamが素晴らしいです。個人的にはSET1のViola Lee Bluesとともに、このショーのハイライトです。
いただいたマスターは後半の15分過ぎが Fade Out > Fade In になってました。AUD音源などと聴き比べてみると、実は4分ほどさかのぼってFade In 処理していることがわかりました。長尺なショーなのでテープエンドになったりしたのでしょう。その部分は編集で本来の演奏にしました。その他、いつもヴァインの音源はそうしていますが、細部にわたって、CD替わりの Fade Out > Fade In などの処理をしました事をお断りしておきます。
後半からいよいよアンビエントなJamとなります。PageのピアノとKimockのギターが静寂の世界へといざないます。こういう時のPhil は実に流石の名人技を見せてくれますね。静かに静かに光を求めるがごとく演奏は燃え上がっていき、Philが花開くきっかけを与えてくれます。- 再び収束した演奏はそのままThe Wheel へと引き継がれます。ボーカルは全員です。Kimockがキラキラとしたギターを聴かせます。後半でゆっくり回っていたWheel が止まりそうになりながら新たなJamへと進みます。
- Wheel が止まった瞬間にJohn Molo とPhil がラストナンバーを開始します。Hello Old Friendsで始まったショーはみんなの気持ちを代弁するかのようなNot Fade Away で締めくくられます。リズムをきざんだエネルギッシュな演奏です。この曲のソロをTreyがとるとこうなるというのがわかります。やっぱりPageのピアノ、そして弾きかえるオルガンがカッコいい!Treyがクチュクチュという独特のバッキングをするとPhilもそれに応えて弾きまくります。
そしてKimock登場。ゆっくりと彼の世界を始めます。他のメンバー達も瞬時にそれを理解して展開していきます、ちょっとJazzyでクールな世界へ。疾走するようなJamがスリリングです。これもかなりイイですよ!- アンコールに応えて登場したPhilがUnbroken Chain Benefitだったこの夜、ドナーについての感謝や必要性などの話を気持ちを込めて話します。(と思います)
そしてその後にメンバー紹介をします。すごい声援です。- アンコールで演奏されるのはなつかしいバーズの名曲Tamborine Manです。イントロが鳴っただけで嬉しくなりますね。実はここだけは2分ほどでFade Out していましたのでAUD音源のものを使用して編集してあります。
- 改めて聴くほど、メンバーもさることながら、肝心の演奏自体が新時代を告げるかのような。素晴らしいエポックメイキングなショーだった事を再認識します。 11-26-2001 zep
★Hiroki's Picks専用BBS ★参加者一覧 ★Jカード
Phil Lesh and Phirends 04/15/99Warfield Theatre, San Francisco, California
DSBD > DAT > CDR > ReEdit > CDR
Phil Lesh: bass, vocals
Trey Anastasio: guitar, vocals
Steve Kimock: guitar
Page McConnell: keyboards
John Molo: drums
CD1
Set 1:
01 Hello Old Friends* 05:06
02 Viola Lee Blues 33:55
03 Big Railroad Blues 08:41
04 Jack-A-Roe 05:59Total 53:43
Comment:
Unbroken Chain Benefit
* Phil Sings with his kids.CD2
Set 1 (Continued):
01 Cosmic Charlie 12:49
02 Wolfman's Brother 14:12
03 Uncle John's Band 24:40Total 51:42
CD3
Set 2:
01 Alabama Getaway 08:51
02 Sugaree 22:24
03 Like A Rolling Stone > 09:08
04 I Know You Rider 15:45
05 Row Jimmy Row 09:11Total 65:21
CD4
Set 2 (Continued):
01 Shakedown Street > 19:36
02 The Wheel 09:12
03 Not Fade Away 17:04Encore:
04 --- Phil M.C. --- 03:20
05 Tamborine Man* 06:05Total 55:20
* AUD
05-13-2004 現在参加者一覧(進行状況はHP専用BBSをご覧ください)
コース1
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