zep's choice Vol.5 Grateful Dead 03/19-20-21/86 13年目のBox Of Rain
05-12-2004 をもって全コース回覧終了
いたしました。参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
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- zep's choice (zc)の第5弾です。
- これは、私が皆さんにぜひ聴いていただいきたいと昨年来、長い間、暖めていた音源です。奈良の小林さんにいただいた素晴らしい記録です。1986年のスプリングツアー3日間の録音なのですが、すべてTony Cirellaさんという方のオーディエンス録音(AUD)です。
時代背景
- 1986年はGrateful Deadにとってどんな年だったのでしょうか?実はあまり良い年とは言えないかもしれません。
- 前年の1985年01月18日にJerry Garciaは、逮捕されています。場所はゴールデンゲートパーク。容疑はコカインとヘロイン所有および摂取です。一説には、車の中でコカインを吸っているところだったと言われています。
- Jerryは刑務所ではなく、薬機能回復訓練プログラムに入ることを要求されました。 また、Haight-Ashburyにて、食物無料支給のためのコンサートに出演することにも同意させられました。何となく当局もJerryに対しては粋なはからいをしたつもりだったのかもしれませんね。
- 1ヶ月後の85年2月18日から前年84年NYE以来のショー活動を開始。3月9-10-12-13日のショーはRex Foundation benefitという事になっています。この年はその後も切れ目なく71回のショーをNYEまで続けています。
- 明けて86年。2月8日から活動を開始して、2月14日までオークランドのHenry J. Kaizerで5回のショーを行っています。
- 3月に入ると東部(南東部)のバージニアでツアー開始。Hampton Coliseumで3月19ー20ー21日と3日連続のショーを皮切りに行います。これはその3日間の記録です。このツアーは5月中旬のPalo Altoまで続きます。
- 6月後半からはDylan,Tom Petty & Heartbreakersをオープナーに迎えてのショーの交えながらのツアーが開始されます。86年7月7日のワシントンでのショーでset2のPlayin' the Bandの後、JerryとBrentはステージを降りてしまいます。
- 1986年7月10日にはJerry Garcia が糖尿病で昏睡状態になり、生死をさまよう状態になります。極度の疲労と過去の麻薬常用によって悪化させられた糖尿病によって引き起こされたと言われています。Jerryは何と5日間の昏睡に陥るのです。
この間、Jerryは大丈夫だろうか?再びステージに立てるだろうか?Deadは再開するだろうか?という当時のDeadheadsの想いと一喜一憂はPHISHの再開を一日千秋の想いで待つ身としては多いに推察できます。- 回復には3ヶ月を要し、10月4日にサンフランシスコでJerry Garcia Bandで復活。Grateful Deadとしては12月15日のオークランドコロシアムで復活します。このショーはHP6として回覧済みです。HP6でもお馴染のように、オープニングがWe Will Survive!と唄うTouch Of The Greyでした。結局、この86年は46回のショーで終わります。翌87年は85回ものショーを行っていますから約半分です。
- つまり、このショーはJerryが前年に逮捕、倒れる4ヶ月前という、波乱万丈、必ずしも万全では無かった時期のものです。
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音源解説
- これは会場でマイクで録音したオーディエンス録音です。会場のオーディエンスの声援がたっぷりと入っています。
大音量で聴くと、あたかも、自分がDeadショーに行っているような気分になります。その反面、ちょっとアバウトなところもあります。カットイン気味だったり、オープニングではボリューム調整でやや音量が増減したりもしますのでご了承を。でもまあ、それがいかにもDeadheadsが録音半分、踊り半分でテーピングしている臨場感ともなっています。- では、ご一緒に16年前にタイムスリップして、バーチャルDeadツアーに出かけるとしましょう!
...ちなみにライブではSETLISTなんか事前にわからないし、何が起こるかもわかりません。そういう楽しみを取っておきたい方は、この音源解説とSETLISTを飛ばして参加方法にジャンプしてくださいね。
- 3月19日、東部ツアー開始の日。Hampton Coliseum3日連続のショーの初日です。
- 大歓声の中を雷鳴のように沸き上がるDrumsとBassに乗って、Jerryのきらびやかなギターが響きわたります。Hell In A Bucket!Bobbyの歌声が響きます。PAは最初から全開でBassの音を出しています。会場は一発でドカンと爆発状態!
Bobbyのボーカルで興奮はさらに高まります。かなりハイスピードな演奏です。
2曲目がなかなか始まりません。Jerryがチューニングのように小さくStagger Leeのイントロをつま弾くともうそれだけで歓声があがります。ボリュームをアップしてスタート。やっぱりすごい歓声。Jerryのボーカルでさらに歓声。ギターソロでさらに歓声!ワンフレーズごとに歓声があがります。- 曲間をたっぷり取るDead、次は何かと期待は膨らみます。おもむろにCC Riderがスタート。演奏もBobbyのボーカルも、とてもなめらか。お馴染みのリフ、ミディアムテンポ、心地よい安心感の中でゆらゆら..Brentのキーボードがそれを破るかのように挑発的なフレーズを出すと、それに反応してJerryもギターで応酬。一気に盛り上がっていきます。
- そしてCold Rain & Snow!結婚生活を冷たい雨と雪に例えて嘆く男は音楽によって彼女と共に幸せになっていきます。そしてすっかりDeadのグルーヴに包まれた会場も!
ここで一気に本格的なダンスタイム!Beat It On Down The Lineです。8ビートのロックンロール。JerryのギターがあちらこちらでDeadheadsをクルクルと回しています。それじゃもういっちょうと、Big Railroad Blues。ダンスタイムは最高潮。- ここで一休み、静かにLooks Like Rainのイントロが流れますが、Bobbyのボーカルでまたまた大歓声。ぐんぐん曲を盛り上げるDead。昨年、逮捕されたJerryの体調が不調だというウワサがあったけれど、まったく問題なしみにごとなソロを聴かせます。
サビでは気持ちの高まったオーディエンスが手拍子。コラコラ、Looks Like Rainで手拍子は勘弁してネと思うけど、まあ、いいや、みんな何かを伝えたくて仕方ないんだ。- Jerryが静かに唄い始めます。初めて聴く、でもなつかしい曲。Bob Dylanのナンバー、Visions Of Johannaです。
※Deadとしては初めての演奏。この後に4-22にも演奏。その後はまったく演奏されなく、95年になって6回演奏されています。通算でも8回しか演奏されていません。L.L.Rainはエンディングがカットアウト気味です。- まだまだ踊り足りないDeadheadsの耳に小さくあのイントロが聞こえてきます。The Music Never Stopped!クールにクールに、押さえ目に曲を進行するBobbyとDead。そして静かなサビから始まるJerryの世界!今日はどこへ行くのか?カジ取りはキャプテン・トリップにおまかせ!
終わるや否や、スローなブギ、あるいはシャッフルのリズム。SET1のラストはDon't Ease Me Inです。
- SET2のオープニングは、China Cat Sunflower。いっしょに唄いだしてしまうDeadheads。ちょっと不思議で愉快でアブナくてみんな大好きなこの曲。SET2だよと言いたげに深い演奏になっていき、待ってましたと歓声があがります。演奏はもちろんそのまま、お約束の I Know You Riderへ。Riderを演るってわかっているのに、やっぱり始まると嬉しくて、イエ〜!と声をあげるHead達。もちろん、会場全員が唄ってます。Deadの演奏がDeadheadsを盛り上げ、Deadheadsの盛り上がりがDeadの演奏をさらに高めます。
- 鳴り止まぬ歓声の中をPlayin' In The Bandがスタート!会場中が唄いながら踊っています!
そして演奏は本格的なJamへ進んでいきます。Deadのサイケデリックワールドが開かれていきます。疾走する2台のドラム、Brentのキーボードから出てくる音のカケラ、Bobbyのカッティング、つぶやくように駆け登るJerryのギター、根底にはPhilの摩訶不思議なベース..そのうち誰がどうというのもどうでも良くなって、音の奔流に身をまかせているのが心地よくなります。- 楽器がひとつづつ消えてゆき、気がつけばDrumsへとつながっていきます。スケール感のあるDrumsです。
- 大歓声はJerry達が再びステージに戻ってきた証拠。それと共にSpaceが始まります。静寂を音で表現しようとするJerry。BobbyやBrentも効果的な音で応えます。
※テープ切れか、このスペースは4分ほどでフェイドアウトします。ごめんなさい。- 静寂の中からゆったりと、楽しげな音が聞こえ始めます。The Wheelの開始です。80年代らしい小気味良いテンポのThe Wheelです。エンディングから曲調が変わります。Truckin'!!待ってました。会場は最高潮!
※数箇所、音のとぎれがちなところがあります。後半にやや音量がアップします。- Jerryがラスト前にBlack Peterで小休止させてくれます。このBlack Peterがまたたまらなくいい!
そしてショーはいよいよラストに突入!Around & Around!終わるや否や、ダメを押すように Johnny B. Goodeのロックンロール2連発でこの日を締めくくります。- 大歓声の中を戻ってきたDeadはアンコールにThe Mighty Quinnをサービスしてくれて今度は本当にステージを去ります。
- 3月20日です。実は今回のヴァインはこの日の1曲をぜひ皆さんに聴いていただきたいとうのが動機でした。
- Hampton Coliseum2日目のオープニングはTouch Of Gray!まだまだ元気、今日も元気、生き残るぜと、みんなの心配に応えるようにハイテンポにJerryが唄います。
※フェイドイン気味。ボリューム調整なのか、始めで左チャンネルだけになったり、音量が増減したりします。ごめんなさい。音は全体的に前日よりも良くなっています。- 終わるや否やBobbyとJerryのボトルネックブルース、Little Red Rooster。安定しきったBobbyのボーカル。そして3コーラス目はソールフルなBrentのボーカル。イエ〜!という歓声にオルガンソロで応えるBrent。フレットを気にせずに自由に唄うJerryのギター。
- 歓声の中ですでに始まっているのが、Friend Of The Devil。安心感抜群の素晴らしい演奏です。夢に人生を費やしてしまったと唄うJerryにDeadheadsが応えます。Brentの静かなピアノソロを味わった後に、Jerryがソロを聴かせます。
- ドラムがイントロを叩き始めるとBobbyの唄うIt's All Over Nowが始まります。Bobbyはこういうトラディショナルな雰囲気の曲を作るのも唄うのもうまい。
- そしてJerryの唄うRow Jimmy。なかなかの選曲が続きます。
- Me & My UncleそしてMexicali BluesのBobby2連発が次に続きます。ブルーグラス色の強い曲で会場もかなり盛り上がってきました。Mexicali Bluesでは全員のJamがいい感じです。
- そしてそのまま、Altheaのイントロが流れます。ボーカルはJerry。ところが歌詞を忘れてしまうJerry。それも1度ならず2度、3度..。何だかギターも乱れぎみ。なんだかヘロヘロのAltheaになってしまいました。やっぱり体調がおもわしくないのでしょうか?それでも終わった後はオーディエンスが大歓声を贈ります。
- Bobbyが、『Now we're going to prove that practice makes perfect』と言い、オーディエンスがウオ〜っとそれに応えて次の曲が始まります。この曲がこのヴァインで一番聴いていただきたかった演奏です。
イントロが流れます。でもさほど大きな歓声ではありません。まだ何の曲かはわかりません。すると、Philがボーカルマイクに近づきます。いきなり沸き上がる歓声。そして、Philが唄い始めた瞬間!それが Box Of Rain だとわかった瞬間!地の底から沸き上がるような大歓声が起こります。演奏がかき消されるほどの大歓声です。1瞬、あまりの歓声にPhilが歌詞を忘れたか、歌につまってしまいます。すると、それを後押しするような、さらなる大歓声。中には悲鳴に近いものもあったと思います。抱きあう人もいたと想います。そして、Philが1フレーズ唄う間は歌が聞こえるように静かになり、一言唄うたびに、演奏を掻き消す歓喜の大歓声が繰り返されるのです。Jerryもまるで音が笑顔になっているかのようなやさしいソロをPhilとDeadheadsにプレゼントします。
※奈良の小林さんからこの音源をいただいた夜、これを聴いて、不覚にも涙が止まりませんでした。なぜだかわかりません。その夜だけで繰り返し10回ほどもこの曲だけを聴いたでしょうか。その後も、何度聴いても聴くたびにウルウルするのです。
このヴァインのサブタイトルを見てください。『13年目のBox Of Rain』そうです。この前にBox Of Rainが演奏されたのは、73年7月28日でした。この日は13年ぶりにこの名曲がショーで演奏された日なのです。
きっとこの曲が大好きで、何百回もDeadショーを見て、そして一度も聴いていないDeadheadsもたくさんいたと思います。そんなDeadheadsの気持ちを想い、Philに対する声援の贈り方を聴き、演奏を聴くと、DeadとDeadheadsのつながりに打たれます。みなさんもぜひ、この曲はボリュームを大きくして、ショー会場にいるつもりで聴いてみてください。
私はいくつかBox Of Rainのライブを持っていますが、オフィシャルのスタジオ盤がBox Of Rainに関しては最高でした。この音源を聴いてから、変わりました。これが私のMOST FAVARITE BOX OF RAIN です。- そして余韻冷めやらぬ中、この演奏でSET1は終了します。
- SET2の1曲目は、Iko Ikoです。JerryもさっきのAltheaは何だったのかという復調ぶり。バンドの息もピッタリ。会場もIko Ikoの大合唱でノリノリ。Box Of Rainが全部をひとつにしちゃったみたいです。コーラスでBrentのシャウトがカッコいい!
- そしてEstimated Prophet。これのBobbyがシャウトしまくり!続くJerryのソロもBobbyのバックキングも!PAもBobbyのボーカルをイフェクト!みんなハイテンション。
- 長いEstimated Prophetの後は、Eyes Of The World 。ニクイ選曲と力の入った演奏が続きます。Jerryはボーカルもギターもバッチリです。でもまだ、ちょっぴり心配は残ります。Jerryってこういうハラハラという緊張感がいつもどこかにありますね。そしてビックリするようなソロを聴かせてくれたり、サイケデリックな世界に連れていってくれたりする。いろいろな意味でいつも耳をそばたててしまう。Eyes Of The World の長いエンディングはBrentのキーボードが口火となって新しいJamへと導かれます。かなりJazzyなJamでこれまたカッコいい!DrumのBillとMickeyも大活躍。そのままJamはDrumsへとつながっていきます。BillがDrumsを離れず、Mickeyがシンセドラム(?)で装飾音を出しています。そのうち2人が大迫力でパーカッション大会!
Spaceもかなりスゴイ!Spaceで歓声が起こっています。
※5分ほどでDrumsはFade Out、続くSpaceもFade In。ちょっと間に音が残ってしまいました。(トラック6)ごめんなさい。ちなみに、このカットは、やはりテープ交換時の処理でしょうか?つづくWharf Ratはテープのトラブルか、イントロで音がかなりふらつきます。演奏のせいではなく、テープ側の問題と思います。- Wharf Ratが始まります。これまた大受け。演奏はますます好調。今日はDrumが特に好調。エンディングはそのままThrowing Stones へと続きます。Bobbyのシャウトに会場が応えます。声を出し、手を叩き、足を鳴らし、すごい盛り上がりです。
※それにしてもこれがオーディエンス録音でしょうか。Jerryのギターはもちろん、ピアノのハイトーン、スネア、タムタムの連打も明確です。それだけDeadのPAがいかに良かったのかがしのばれます。もちろん会場の熱気もバッチリ収録されています。- Throwing Stones のリズムがそのままNot Fade Awayへと引き継がれます。ウオ〜!!という歓声!いよいよラストの曲です。
Drumのリズムとオーディエンスの手拍子だけを残してこの日のセットは終了します。- アンコールはU.S. Blues。ロックンロールで締めくくられ、この日の演奏は終わります。でもまだ、この会場で明日もあるのです!
- 3月21日です。ツアー開始3日目、金曜日。そして、Hampton Coliseum3日連続のショーの最終日です。
- いきなりビックリする曲から開始されます。Bobbyの唄うRoadrunner。ちょいと古いB&Bナンバー。やっぱりちょっぴりファンキー。確かに踊れる曲。
※この日が初演。そして3-31にもう一度、演奏されたきり、Deadは30年間でたった2回しか演奏しませんでした。JerryやBobbyのソロプロジェクトでは演奏されていたそうです。- 2曲目はJerryの唄うDupree's Diamond Blues。やっぱりDeadショーである事を確認。続く3曲目はBobbyの唄うMinglewood Blues。このJerryのソロがご機嫌。会場が一気に盛り上がります。PAもバンドも3日目とあってますます音がまとまっています。
- 3曲目のBird Songが開始されると、今日一番の大歓声。みんなこういうのを待ってたんだ!すごいハイテンポのBird Song。
そのハイテンポのままJamに突入。バンド全員がスピードを楽しんでいます。BobbyとJerryとBrentがDrumのリズムに乗ってJamバトル状態。こりゃスゴイ事になってきた。オイオイ、まだSET1の3曲目だよ〜!いつもしっかり生真面目にテーマに戻って来るDead。ここでまたまた大歓声。- ちょっと長いインターバル。激しいJamでチューニングも狂ったかな?
Brentが作りBrentが唄うBrentのナンバーTons Of Steel。燃えるような歌声に会場もさらに盛り上がります。- 続く曲はBobbyが自分のバンドKingfishのために作ったSupplication。最初からJamナンバーと言ってもいいようなこの曲。
今日はソロプロジェクトや各人の持ち歌のお披露目会でしょうか?それとも昨日のBox Of Rainの余波でしょうか?- ここでBobbyが荒技を披露。Supplicationのリズム、メロディのまま強引にLet It Growを唄い始めます。
バンドもいいよ〜ん、行っちゃうよ〜んとLet It Growになっていきます。Jerryも今日は一段となめらかに手が動きます。かなり早い速度でもビクともせずにすごい早弾きのソロを聴かせます。Drumもすごいや!Bird Songといい、ハイスピードJamセッション大会?ますます盛り上がり続ける演奏に、会場はウオ〜!!と大歓声で応えます。テーマに戻ってBobbyのボーカルの後も激しいJamは止まりません。こうして何だかすごいセットが終了します。
- SET2です。オープニングは?Uncle John's Band!リズムは相変わらず早めだけど、SET1ほどではありません。
やっと本来のGrateful Deadが還ってきたと、Deadheadsも大喜び?!
Uncle John's Bandといえば行っちゃう時は何の曲かわからなくなるほどのJamをたびたび行う曲。今日はどうでしょうか?
あれ?またJerryが歌詞を忘れてしまいます。Bobbyや他のメンバーがすかさずカバー。会場のDeadheadsもJerryのために唄ってあげます!大合唱!
今日はUncle John's Bandのリズムとコードはキープしたままのインプロビゼーション。川のほとりに居るままで無事に終了。- Uncle John's Bandのリズムとコードが消えていく寸前に開始されたのは、Lady With Fan、そう!Terrapin Stationです。やった〜!会場は大喜び!テラピンのリフレインはまたまた会場が大合唱。バンドとオーディエンスが一体となってショーを創り、互いに刺激しあいながら楽しんでいます。ステージと大観衆がファミリーになっています。
- リフレインの波が引くのと同時にPlayin' In The Bandのテーマが流れます。ところがテーマだけをちょっと演ってそのままJamに入っていきます。Jamの後にPlayin' のリフレインに戻り、再びJamへ。JamはそのままDrumsへ。SET2が始まってからとぎれなく演奏が続いています!今日のDrumsは遠くの嵐の予兆を眺めているような気にさせるパーカッションJamでした。大爆発や嵐は起こらないままSpaceになっていきます。ちょっと騒然とした感じのSpace。
※またまたTape換えのタイミングだったらしく、Spaceは一度CUT OUT してからCUT INします。何とかつなげてみましたが、やはり瞬断します。あしからず。- 後半のSpaceはいつもの無脂質な宇宙空間ではなく、有機的な温かみを感じるものに変わっていきます。Jerryのディストーションの効いたスライドギターの音色がそのまま、なつかしい曲のイントロに変わっていきます。I Need A Miracleです!
やっぱりこの3日間は毎日がミラクルでした!DeadだけでもDeadheadsだけでも起こせないミラクル。それが、3日間のドラマとなって起こり続けました。I Need A Miracle EveryDay!!会場が声をあわせます。イエ〜!!- I Need A MiracleのエンディングがそのままStella Blueのイントロになっていきます。Stella Blueだ!そう思ったDeadheadsの喜びが伝わってきます。静かに聴くHead達もJerry がワンフレーズ唄うごとに声を出します。そしてたまらず唄い始めます。
♪私は安モーテルばかり泊まってきた。でも、もう一度、ギターを弾いてみよう!もう一度輝くんだ!
Deadheadsのマインドに染み渡るような歌詞をJerryが唄いあげます。そしてさらに直接胸の奥に語りかけてくるギター!やっぱり今日もありがとう、Jerry!!- そしてラストナンバー、Sugar Magnolia!!会場中が唄いながら踊っています!そして間奏はダンス天国!シェキン・ユア・ボーン!!歓喜の歓声!!イケ〜!!どこまでも!感きわまってBobbyがものすごいハイトーンでシャウト!
やがて満足しきった大歓声の中をGrateful Deadは今日のステージを降りていきます。- アンコールで出てきたJerryはみんなのために気持ちを込めてIt's All Over Now Baby Blueをささげます。会場中が、♪It's All Over Now Baby Blueと 静かにコーラスするのです。楽しかったね..幸せだったね..と。
- 終わった後の会場で、あなたはここで初めて知りあった隣のDeadheadと声を交わします。あさってからはPhiladelphiaだね、どうするの?と訊かれたあなたは、ためらわず明日の帰国航空券のキャンセルを決めてこう言います。『もちろん、行くに決まっているサ!』 2002.2.11 zep
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参加方法
■方法はCDRの回覧(ヴァイン)です。
送ってきたCDを御自分の好きな、CD、MD、カセットなどにダビングして、元音源を次の方に送付するという方法です。
■CDの場合、ノーマルな74分メディアが6枚です。
■コースを3つ設けて受け付けます。定員、締め切りは設けません。ただし、後ろの方は回って来るのが数ヶ月後になります事をご了承ください。
■送受信連絡はzc専用掲示板にて行いたく思います。それに伴い、このページにメールアドレス公開となります。
zc専用BBSに送受信の連絡が出来る方。
※相手のメールアドレスがわかったらなるべく早いうちに連絡を取りあってください。音源が来てからやっと連絡して、たまたま、連絡が取れなくて困惑する方がいますが、事前に連絡しあっていれば何の問題も起こりません。最近、こういうトラブルがちょっと目につきます。バッドトレーダーにならないよう、自分自身で最良の方法を考えてスムーズな回覧を心がけましょう。メールアドレス公開を自己責任で了解出来る方。
■参加条件は以上の2つです。回覧期限等は決めません。『シェアする気持ち』さえあれば、うまくいくと思っています。
■言わずもがなですが、このホームページで行っているすべての回覧、B&P、トレードに関して、音源のブートレッグ(海賊盤)作成への流用、金銭トレード等の違法な使用は固くお断りいたします。
■御希望の方は私zep<strangetrip@nifty.com>までメールください。
メールには
- コース名:zc5
- ハンドル名:
- 送付先住所:
- 氏名:
- 電話番号:
- メールアドレス:
を書いて、必ずメールタイトルに半角英数で『zc5』という文字を入れてください。
(この件に関する専用BBSでの送受信連絡にも必ずタイトルに『zc5』という文字を入れてください。)
返信はいたしません。参加者が一定数集まって、コース数が決まったらこのページに参加者一覧を表示します。メールを出してから1週間ほどお持ちください。
進行状況はzc専用BBSに自発的に書いてください。
応募したのにハンドル名が無い方は専用BBSか私宛に私信ください。
※他の件といっしょに応募される方がいますが、ヴァインに関しては、他の連絡といっしょにしないでください。メールが紛失する場合があります。まとめて申し込まれる場合も必ず1通づつメールを分けてください。
※2度目、3度目の方も、常連の方も送付先を書いてください。処理上助かります。
互いにこのページでメールアドレスを確認して再度、住所を連絡しあったり、トレード仲間になってくださいね。■zepにメール ⇒ このページで参加と相手のメールアドレスを確認 ⇒ 参加者同士がメールで住所連絡(なるべく早めに事前に行ってください)⇒ zc専用掲示板 で進行状況把握
..という手順です。
※zc専用掲示板 は、『送った』『受けた』だけでなく、一言、音源に対する感想などを書いていただくと、楽しいBBSになると思っています。ネット上にみんなでGrateful Deadの広場を作りましょう!では、メールを待っています。 02-11-2002 zep
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SETLIST
Grateful Dead 03/19-20-21/86
AUD: Sony Mics > D5 MC > CD
Taping by Tony Cirella
03-19-1986 Hampton Coliseum - Hampton, VA
CD1Set 1:
01 Hell In A Bucket > 07:13
02 Stagger Lee 06:36
03 CC Rider 07:00
04 Cold Rain & Snow > 06:28
05 Beat It On Down The Line > 03:34
06 Big Railroad Blues > 03:44
07 Looks Like Rain > * 08:02
08 Visions Of Johanna > 10:13
09 The Music Never Stopped > 07:24
10 Don't Ease Me In 02:58
Total 63:16* 4 second cut to end of LL Rain due to Tape Master running out.
CD2Set 2:
01 China Cat Sunflower > 06:05
02 I Know You Rider > 05:41
03 Playin' In The Band > 15:33
04 Drums > 06:29
05 Space (fade out) 04:16
06 The Wheel > 04:01
07 Truckin' > 07:38
08 Black Peter > 07:52
09 Around & Around > 03:28
10 Johnny B. Goode 04:05Encore:
11 The Mighty Quinn 04:22
Total 69:35
03-20-1986 Hampton Coliseum - Hampton, VA
CD3Set 1:
01 Touch Of Gray 05:32
02 Little Red Rooster 07:55
03 Friend Of The Devil 08:22
04 It's All Over Now 07:29
05 Row Jimmy 09:17
06 Me & My Uncle > 03:12
07 Mexicali Blues 05:01
08 Althea 07:05
09 Box Of Rain 05:24Total 59:22
3 second missing from beg. of Touch.
5 second drop out Row Jimmy at 9:18
CD4Set 2:
01 Iko Iko > 06:35
02 Estimated Prophet > 09:53
03 Eyes Of The World > 10:05
04 Jam 04:37
05 Drums >(fade out) 05:42
06 -- sorry miss track --- 00:13
07 Space (fade in) 05:06
08 Wharf Rat >(intoro wow) 07:29
09 Throwing Stones > 08:18
10 Not Fade Away 06:48Encore:
11 U.S. Blues 05:10
Total 70:01
03-21-1986 Hampton Coliseum - Hampton, VA
CD5Set 1:
01 Roadrunner > 04:43
02 Dupree's Diamond Blues 07:36
03 Minglewood Blues 07:41
04 Bird Song 13::41
05 Tons Of Steel > 04:31
06 Supplication > 04:32
07 Let It Grow 11:51Total 54:38
5 second dropout between Tons and Supplication
CD6Set 2 :
01 Uncle John's Band > 08:18
02 Terrapin Station > 11:11
03 Playin' In The Band > 03:50
04 Jam 02:27
05 Drums > 09:32
06 Space (Cut) 02:45
07 Space 03:46
08 I Need A Miracle > 03:56
09 Stella Blue > 07:47
10 Sugar Magnolia 07:59Encore:
11 It's All Over Now Baby Blue 06:41
Total 68:16
Space 2:43 cuts to silence for ~ 5 second, then more Space in Track 7
Grateful Dead at March 1986
Jerry Garcia guiter,vocls
Phil Lesh bass,vocals
Bob Weir guiter,vocals
Bill Kreutzmann drums
Mickey Hart drums
Brent Mydland keybords,vocls
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参加メンバー一覧 05-13-2004 現在
02/13/2002 発送
コース1
No ハンドル名 メールアドレス
1 ジズー浅岡さん
2 シロさん
3 Takeshiさん
4 ひろじいさん
5 今井さん
6 さとうさん
7 MAEJIさん
8 toiさん
9 たけさん
10 xigeさん
11 himatさん
12 klaftwerkさん
13 トミタさん
14 SATAN Y.さん
15 樋口from佐賀さん
16 YOUさん
17 tomoさん
18 ホソケンさん
19 シャチロウさん
20 正二郎さん
21 nabeさん
22 けじさん
23 よしださん
24 ガリー・ジェルシアさん
25 しげやん
26 mizu-umiさん
27 HIDEMUZICさん
28 ぶたやまさん
29 takaさん
30 oyaziさん
31 redneckさん
32 mikitakuさん
33 チャ〜ちやん
34 ヴァガボンドスキーさん
35 MASAさん
36 アキヒロさん
37 Stella Blueさん
38 goodspaceさん
39 がじゅまるさん
40 ゆかぽんさん
41 shiodaさん
42 piouhgdさん
43 けんたろうさん
44 shioさん
45 ゆうあいさん
46 mikioさん
47 ゆうあいさん
48 ミロさん
05-12-2004 回覧終了!
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コース2
No ハンドル名 メールアドレス
1 hideさん
2 asadenさん
3 アンガスさん
4 Quanさん
5 Mongoさん
6 かずさん
7 オーザックさん
8 ねじやさん
9 鈴木(1)さん
10 AKIRAさん
11 アントンさん
12 TLDさん
13 マサルさん
14 nobuさん
15 YUさん
16 ツカサさん
17 夕凪さん
18 はらださん
19 バンガサさん
20 Big Riverさん
21 yamoribitoさん
22 いちろうさん
23 kazさん
24 かごたさん
25 けんじさん
26 GUTSさん
27 こうきさん
28 KICKさん
29 せんこうさん
30 ひげおやじさん
31 死頭さん
32 イーエスさん
33 いってつさん
34 wakanaさん
35 ノーションさん
36 熊杉さん
37 TKMさん
38 楽歩さん
39 マッキーさん
40 RIMBAUDさん
2003-9-16 回覧終了!
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コース3
No ハンドル名 メールアドレス
1 ぺタルマさん
2 standmanさん
3 takizawaさん
4 ノブさん
5 nobさん
6 redneckさん
7 shunさん
8 keichiさん
9 ハイサイさん
10 YOSさん
11 なおきさん
12 ainueさん
13 keiichiさん
14 ハマさん
15 つうとんさん
16 ながちゃん
17 maedaさん
18 さかさん
19 黒瀬さん
20 しょうじさん
21 オリさん
22 樋口@福岡さん
23 bongomanさん
24 ふゆふゆさん
25 The Oxさん
26 miaaちゃん
27 よしおさん
28 335さん
29 TERUさん
30 hundredyearhallさん
31 宮入さん
32 Shin-Gさん
33 よしかわさん
34 つぐひろさん
35 グルさん
36 kuraさん
37 かずひろさん
38 skunkyさん
39 シゲさん
40 kesさん
41 カンさん
09-11-2003 回覧終了!
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